川北英隆のブログ

パソコンにニキビか

しばらくほったらかしにしてあったノートパソコンで作業をしようと思った瞬間、びっくりした。表面に凸凹が生じている。ほったらかしといっても、昨年秋のギリシャ旅行に持参していた。
メーカーはNEC、製品名はLAVIEである。2017年、他の製品と比べて軽いという理由から、旅行用のパソコンとして買った。旅先で文書を書くためである。メールも長いと、スマホで書くのは面倒である。
このパソコン、実は買って以降、あまり使っていない。というのも旅先のホテルが提供しているWi-Fiに、いずこも繋がりにくい。これは当初からである。通信機能が低いようだ。だから「持参してもかさばるだけ、その割には役立たない」「とすればスマホの方が役に立つ」と思ってしまった。
ギリシャに持参したのは、山小屋で時間がたっぷりあると思っただけである。残念ながら、山小屋からは麓の町が見えているのに、パソコンは当然のこと、スマホも電波の届きが悪かった。
それはともかく、ギリシャの旅行で気になったのは、パソコンの表面が波打っていることだった。「パソコンの表面カバーが劣化しているのかな、もう7年少したったからしゃあないか」程度に思っていた。
それが今日、手に取ると、ポツポツまで生じている。20個はある。しかも裏カバーも波打ち、塗料の剥げた部分さえある。
ネットで調べると、マグネシウム合金の経年劣化のようだ。軽くするためマグネシウム合金を使ったとの説明を記憶している。しかし7年程度で腐食するとは聞いていない。「もう少しましな材料を使えや」「ましな材料が見当たらないのなら、カバーの経年劣化をきちんと説明しておけや」と思う。
旅行で文章を書くには、スマホ用のキーボードを持参するという手がある。ブルートゥースでスマホとつながる。こちらはパソコンよりもはるかに軽い。「LAVIEちゃん、ほとんど使わないうちにお払い箱かな」と思ってしまう。
写真はスマホの表面カバーである。ニキビが7つある。それと横に2つ、濃淡の筋がある。波打っている姿である。
20250315パソコンにニキビ.jpg

2025/03/15


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