川北英隆のブログ

高齢者に余計なおせっかい

前回に続き、これも日経新聞の最近の記事について。ある意味で笑えるというか、「暇なことを考えるやん」と思えた記事である。何かというと、後期高齢者がATMから引き出せる現金の量を30万円に引き下げよう、そう警視庁が企てているとか。
要するに「オレオレ詐欺」のような犯罪に高齢者が巻き込まれているから、また犯罪数が依然として増え続けているから、今の50万円を30万円にしようとしているらしい。「バカにしないでよー」だ。
前にも書いたように、今の天気予報はひどい。天気図をろくすっぽ見せず、「明日は晴れるから傘は要らないでしょう」と、幼稚園児に言い聞かせるような解説をする。やはり馬鹿にしている。余計なおせっかい、電波の無駄遣いである。
つまらない受験勉強ばかりさせ、天気図の見方も、天候によってどう行動するのかも教えず、すべての役割をテレビの天気予報に任せてしまったのか。
「オレオレ詐欺」も同じである。「儲かりまっせ」詐欺も、宗教詐欺も同じである。学校できちんと教え、後は自己責任とすればいい。当然、犯罪者には死刑も含めた厳罰である。そうすると、無駄な役職に公務員を雇う必要がなくなり、必要不可欠な役職に貴重な人材を集中させられる。つまり税金の無駄、人材の無駄が少なくなる。
そうそう、銀行のATMだが、店舗を少なくしてしまったので、無人のATMが多くなっている。と、人目を気にすることなくスマホを操作でき、同時にATMも利用できる。実際によく見かける。無人だとやりたい放題である。
とすれば、「オレオレ詐欺」が増えているのは、無人のATMの増加と関係するのではないか。警視庁はん、そんな銀行の行動を取り締まるのが先ではないのか。

2025/03/26


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