川北英隆のブログ

安養寺山を越えて草津へ

日向山からは往路を下りた。六地蔵に戻り、旧東海道をしばらく西へと歩いた後、南に折れ、葉山東小学校の横を通り、高速をくぐった。すぐに西に折れ、新興住宅街の北側の道を歩き、高速の南側に沿った道に出た。その先に安養寺がある。
安養寺は弘法大師の四国八十八ヶ所を模した湖国八十八ヶ所の1つになっているそうだ。その安養寺に寄った後、お寺の西側の車道に出た。安養寺山の山頂手前に建てられた通信施設の管理用の道路である。
新興住宅地の東側を登っていく。安養寺山は東西に長く、その稜線の東側に車道が出る。水道用の貯水槽の工事中らしかった。工事でややこしそうだったので、稜線に上がるのを諦め、そのまま車道を歩いた。稜線のすぐ下、北側に車道が付けられている。段差があるため、三角点に直接上がれなかった。
三角点の西側の下で車道が終わっている。車道の延長の山道を上がると送電塔だった。東に戻るようにして囲いの横を通り、通信施設を過ぎると、安養寺山の山頂部に出る。
祠が2つある。南麓にある五百井神社の奥宮である。その横から少し上がると、広葉樹林の中に安養寺山の三角点(234.0m、点名は安養寺山)があった。展望はない。
山頂を確認した後、送電塔まで戻り、そのまま稜線を西へと下った。送電塔の巡視路になっているらしく、整備されていた。小ピークに登り返すと、そこにも送電塔がある。小ピークから先は急な下りだが、標高差70m程度、すぐに車道に出た。栗東市出土文化財センターの北側である。
後は地図を見つつ草津駅を目指した。途中で旧東海道に入る。かつての草津宿に近いだけあり、街道の名残とその標石が多い。街道が旧草津川沿いになると草津が近い。中仙道との追分を通り、草津駅に着いた。
石部駅を出たのが10時ちょうど、草津駅に戻ったのが17時10分だった。
写真、上は西側から見た安養寺山で、中央左に小さく見える送電塔の先が山頂である。下は安養寺山の三角点である。
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20250328安養寺山山頂.jpg

2025/03/28


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