川北英隆のブログ

酒と誕生日と

雑談である。1つは好きなウィスキーに関して、もう1つは誕生日に関して。
まずは洋酒の値段が上がっていることについて。
円安だから仕方ないのだろうが、特定の銘柄が異常に高いように思う。元々の値段がうろ覚えだから、勘違いなのかもしれないが、他の銘柄と比べて割高になったようだ。
具体的には、スコッチウィスキーのラガヴーリンである。最初に飲んだのは京都に移ってすぐだと記憶している。散歩していたらいろんな酒を売っている安売りの店があった。入って眺めていると見知らぬウィスキーがあったので買った。ラガヴーリンの16年物、当時の値段が5000円しなかった。強いピート臭があり、別名「ヨーチン」とも呼ばれている(知り合いがそう言った)。
それが数年前に2万円近くに暴騰し、今でも1万円前後する。手が出ないので(そんな高いウィスキーを飲んでも仕方ないと我慢して)、今は8年物に落として時たま買う。それでも7000円近くする。
ウィスキーをアマゾンで注文するかなと思い、記憶に蘇ったのが、バーボンの中で一番美味いと思っているブラントンである。キャップにミニチュアの馬が付いている。「安ければ」と思い、値段を調べて仰天した。軽く1万円を超えていた。3万円を超えるものさえあった。
このバーボンも、初めて買ったのが京都に移ってからだった。ラガヴーリンとは別の店だが、やはり散歩していて見つけた安売り店で買った。5000円を少し越していたかもしれない。当時、清水の舞台は大げさながら、「試しにだから」と思った記憶がある。今度買うとしたら清水の舞台だろうが。
もう1つの誕生日の件は吉本新喜劇を見ていて発見した。「ミスターオクレって何歳や」と、ふと思って調べた。仰天した。
72歳手前ということに驚いたわけではない。1953年4月30日生まれに「ひぇー」だった。というのも、両親を除き、僕に一番近しい親戚の女性と同一の生年月日である。
占いでは生年月日から性格や運不運を判定することが多い。同一の生年年月日なら顔立ちや性格が似るのか。ミスターオクレと親戚の女性は明らかに違う。男と女の差か影響しているのか。そうだとすれば神様が男女差別しているのかもしれない。
いずれにしても奇妙なことを発見してしまった。

2025/03/30


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