3/28、ミャンマーでマグニチュード7.7の地震が発生した。震源地はミャンマー中部の中心都市であるマンダレーの西19キロとされる。報道写真を見るかぎり、そのマンダレーの建物が相当程度崩壊している。美しい町だったのにと思う。
1999年、父親と父親の戦友との3人でマンダレーを訪問した。マンダレーは父親がインパールに送り込まれる前、つかの間の休息を得た町だったそうだ。大きな王宮が中心部にあり、そこのレストランで夕食をとった。
その時にはもう1つ、マンダレーの西隣の町、サガインに建てられたパゴダ慰霊という目的があった。そのパゴダではインパールでの戦死者を祀っている。
サガインはマンダレーの隣町とはいえ、間にミャンマーの大河、エーヤワディー川(イラワジ川)が流れている。現地のガイドさんが花を買い、車をチャーターしてくれた。大きな橋があり、それを渡るとサガインだった。
サガインはパゴダの町だった。我々の目的のパゴダはサガインの丘の上にあった。丘の麓に住んでいてパゴダを祀ってくれている尼僧に運良く会え、お礼もできた。
今回の地震は、そのサガインの北西約16キロとされ、より震源に近い。しかし現在、サガインは反政府組織の支配地であり、報道のカメラどころか、救援物資も届いていないらしい。かえって政府軍がチャンスとばかり、地震後に爆撃を加えたとも報じられている。
今、サガインはどうなっているのか。あの尼僧は当時70歳前後だったと思えたから、多分存命ではないだろう。多くのパゴダはどうなったのか。平和そうな町だったのにと思う。
もう1つ、マンダレーとサガインを結ぶエーヤワディー川の大橋、インワ(Inwa)橋、もしくはアヴァ橋と呼ばれる橋が崩落したらしい。戦前、イギリスが架けた鉄道と道路兼用の橋である。その崩落写真がグーグルマップにアップされていた。あまり行儀良くないが、小さく切り抜いたのをアップしておく。
出所:グーグルマップから
2025/04/03