川北英隆のブログ

異常な最近の京都

何が異常なのか。当然ながら、外国からの旅行者である。4月の行楽シーズンに入り、京都駅、京都の中心部は地元民にとって「ほんま、堪忍してや」になっている。
京都駅の新幹線ホームには人が溢れている。バカでかい荷物を、それも複数持った旅行者が団体行動しているものだから、指定席の号車の乗り口に行くのも一苦労に近い。
乗り口に着いても、それがギリギリの時間なら、なかなか乗れない。先に入った旅行者がでかい荷物の置き場所を探すから。そもそも日本の電車は大きな荷物を想定して作られていない。荷物置き場がないどころか、「網棚に載せろ」と言われても、その網棚が小さいから荷物がはみ出してしまう。「落下の危険があるから、はみださないように」とのアナウンスが虚しい。
京都駅の新幹線の改札が大変なことになっている。以前に切符の受取りが大変だと書いたが、今はその切符で改札を通るのも大変になりつつある。外人だから、日本の改札の通り方に慣れていない。しかも団体で大きな荷物を引きずっているから、切符を通したはいいが、人間が前に進まない。加えて数人に1人の割で「切符の通し方が悪いやん」と改札がトウセンボウをする。
その上、京都駅の構造が良くない。新幹線の改札、JR奈良線の改札、地下鉄の改札がほぼ同じ場所にある。しかもそこにマクドの入口があるから、最近は新幹線と地下鉄の間が歩けないくらいに大混雑である。
仕方ないから、最近は外人を「しっ、しっ」と追い払うようにして、実際も手で押し除けるようにして通路を歩いている。改札は、隙を見て横入りをする。そうでもしないと電車に乗り遅れかねない。京都に来るのなら、その点を覚悟でというところだ。

2025/04/17


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